
日本は遅れていなかった。遅れていたのは棚のほうだった
韓国の流行が日本へ伝わるまでには時間差がある——この前提を検証した。知られるまでの差はほぼ無く、ずれていたのは商品が店頭に並ぶ時期だった。そして並んだとき、韓国での検索量は山の1.4%まで落ちていた。
続きを読むWhat’s next — Issue 10
検索されている言葉、動画の再生数、オリーブヤングの棚、コンビニの新商品。ソウルでいま動いているものを毎日集めて、日本語で読めるかたちに残していくアーカイブ。
見ているもの:NAVER の検索トレンド / ネイバーショッピングのクリック量 / YouTube の投稿と再生数 / Google の急上昇検索 / オリーブヤングのランキング / コンビニ各社の新商品 / 韓国観光公社の公開情報
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韓国の流行が日本へ伝わるまでには時間差がある——この前提を検証した。知られるまでの差はほぼ無く、ずれていたのは商品が店頭に並ぶ時期だった。そして並んだとき、韓国での検索量は山の1.4%まで落ちていた。
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日本で「韓国のダイソーのコスメがすごい」と紹介されはじめた。韓国側の検索を2年ぶん見にいくと、その山は2025年2月に過ぎていて、いまは4分の1しかない。ただしこれは、飽きられたという意味ではなかった。

厚いチョコを割って食べるデザート。韓国では「왁뿌(ワクプ)」と呼ばれている。検索データで確かめると、山は3か月前に過ぎていた。日本で紹介される時点では、現地はすでに次へ移っている。
2026.09.07 – 2026.09.13 の1週間で、いちばん伸びたのは「가로수길(カロスキル)」(+15%)。エリア・ビューティ・フード・カルチャーの4分野を毎週追いかけている。

10年近く韓国コスメの代名詞だった“ツヤ”が、いま棚の上で別の言葉に置き換わりはじめている。何が起きているのかを、言葉の数から追った。

靴工場と赤レンガの倉庫しかなかった街が、なぜソウルでいちばん人が集まる場所になったのか。成り立ちからたどって、いまの数字まで。

企画から発売まで数週間、売れなければ2か月で消える。3か月ぶんの新商品を並べると、いま韓国の食で何が起きているかがそのまま出る。

猛暑がそのまま検索に出た月。生活系のキーワードを前月と比べると、外に出ない前提の言葉だけが伸びていた。月次レポート。

「話題のブランド」は毎週生まれて毎週消える。棚での位置、語られた回数、日本での買いやすさ。3つとも満たしたものだけを毎月選び直している。

ソウルファッションウィークの9日間、何が語られたのかを数えた。ランウェイの外側で、同じ要素がひたすら繰り返されていた。